毎日のスキンケアや簡単なマッサージで、美肌とシャープなフェイスラインを自宅で両立させることは十分に可能です。
プロのエステティシャンが大切にしているポイントを絞り、すぐに取り入れられるセルフケア術をご紹介します。
基本のスキンケアの極意
肌の調子を整える基本は、汚れを落とすこと・うるおいを与えること・紫外線から守ることの三本柱です。
正しい洗顔方法
泡立てネットや両手でクリーミーな泡を作り、肌をこすらずに汚れを包むように洗いましょう。
洗顔料は適量を守り、Tゾーンや小鼻まわりも優しくマッサージするように汚れを浮かせます。
ぬるま湯でしっかりすすぎ、洗い残しがないか確認したら清潔なタオルで軽く押さえるように水分をオフ。
効果的な保湿テクニック
化粧水は手のひらに適量をとり、顔全体に優しくプレスするように馴染ませると浸透がアップします。
美容液や乳液、クリームは乾燥しやすい頬や口元から塗りはじめ、顔の内側から外側へ伸ばすのがコツ。
重ね付けを意識し、セラミドやヒアルロン酸配合のアイテムでバリア機能を高め、乾燥ダメージを防ぎます。
日焼け止めの選び方と塗り方
SPF/PA値をチェックし、日常使いならSPF30・PA++以上、レジャー時はSPF50・PA+++がおすすめです。
朝のスキンケアの最後に適量を手に取り、頬や額、鼻筋に点置きしてムラなく広げます。
外出中はこまめに塗り直し、汗や皮脂で落ちた紫外線防御膜を補うことでシミ予防と肌老化対策につながります。
小顔を叶えるマッサージ
むくみやたるみの原因となる老廃物を流し、筋肉をほぐすセルフマッサージでフェイスラインをすっきりさせましょう。
リンパドレナージュマッサージ
鎖骨のくぼみや首筋を人差し指と中指で軽く押し、老廃物が流れる道をしっかりとほぐします。
顔全体はあご先から耳下へ、耳下から鎖骨へと老廃物を誘導するイメージで流し続けるのがポイントです。
毎日5分程度、オイルやクリームを使って滑りを良くしながら行うと効果を実感しやすくなります。
ツボ押しでむくみ解消
フェイスラインの「頬車(きょうしゃ)」やエラの角にある「下関(げかん)」などを親指で3秒ほど押し、ゆっくり離します。
各ツボは1セット10回を目安に、痛気持ちいい強さで押すと筋肉の緊張が和らぎ、むくみが軽減します。
ツボ押し後はぬるま湯で顔をすすぐか、化粧水で整えると血行がよくなり透明感もアップします。
表情筋トレーニング
鏡の前で「あ・い・う・え・お」と大きく口を動かし、口角や頬の筋肉をしっかり刺激します。
頬を膨らませたり吸い込んだりする動作を交互に行うと、インナーマッスルが鍛えられてリフトアップ効果に。
1回につき10秒キープ×5セットを毎日続ければ、自然とフェイスラインが引き締まってきます。
スペシャルケアと生活習慣
週に一度のスペシャルケアや日常の食事・睡眠も併せて見直すことで、より確実に効果を高められます。
週1回のピーリングケア
酵素やAHA(フルーツ酸)配合の洗顔料で古い角質を優しくオフし、くすみのない透明肌に導きます。
ピーリング後はバリア機能が一時的に低下するため、しっかり保湿とUVケアを欠かさず行ってください。
肌の状態を見ながら1~2週間に1回を目安に取り入れ、乾燥や赤みが出ない範囲で調整しましょう。
ナイトマスクで集中保湿
寝ている間にじっくりうるおいを閉じ込めるナイトマスクは、就寝前の最後に使うことで翌朝の肌がしっとり。
シートマスクやクリームタイプなど質感を選び、乾燥しやすい目元や口元には重ね付けすると効果的です。
疲れた肌をリセットしやすいアイテムなので、週2~3回程度を習慣にしてみてください。
日常生活で取り入れる習慣
タンパク質やビタミン、ミネラルをバランスよく摂ることで肌の土台を支え、コラーゲン生成をサポートします。
睡眠は7時間以上を目安に、寝る前のスマホや強い照明を避けリラックスできる環境づくりを心がけましょう。
適度な有酸素運動で血行を促し、水分補給をこまめに行うことでむくみが取れやすくなり肌の巡りも良くなります。
まとめ
今回ご紹介したセルフケアは、特別な機械や道具を必要とせず、毎日コツコツ続けられる方法ばかりです。
基本のスキンケアから小顔マッサージ、スペシャルケア・生活習慣改善までをバランスよく取り入れ、美肌と引き締まったフェイスラインを手に入れましょう。
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